Concept

本州の北の奥、天上の湖に誕生した

「十和田サウナ」。

ここは、ただのサウナ施設ではありません。

刻々と移ろいゆく極上の自然の中で、五感を開放し、時にはやさしく、時には厳しい自然に包まれ、「自分」と「自然」がつながる場所。

フィンランドでもロシアでもない、日本の北奥、十和田のサウナをどうぞ。

サウナ

サウナ

自然の中でサウナを楽しむ文化は、お隣の国、ロシアにありました。

ツンドラの大地で育ったトウヒ材を使った樽型サウナは、寒さの中でも自然と親しむ知恵がたくさん詰まっています。

屋外とサウナ室の間には前室があり、極寒の中でもリラックス。

ロウリュをして、曲線に沿って降りてくる蒸気を浴びれば、背中から温まる。

寒い国ならではのやさしさを、ぜひ。

水風呂

水風呂

水深327mの湖は、年間を通じて水温が低いため、これまで湖に飛び込んだり遊泳することは一般的ではありませんでした。

(それゆえ、十和田湖を遊泳禁止だと思っている方もいます)

夏でも20前後、冬は0近く。

厳しい湖とも、サウナがあれば素肌で触れ合える。

十和田の水の清冽さを、感じてみてください。

外気浴

外気浴

湖で締めたあとは、木のぬくもりがある椅子に深く腰掛け、目を閉じて。

そよぐ風、さえずる鳥、そして打ち寄せる波。

耳に入る全ての音が、自然由来であることに気付くはず。

だんだん鋭敏になる五感と、ぽかぽかしてくる身体。

街の喧騒を離れて、遠くへ来ていることを反芻しながら、深い深いリラックスへと自分の身体を導いてあげましょう。

管理人

千葉 大(左) 
CHIBA Masaru

青森県出身。高校卒業後東京消防庁へ入庁。主にレスキュー隊員として12年勤務。帰省のタイミングで近場のアウトドアサウナへ行こうと「水風呂 湖」と検索し十和田サウナを発見。客として十和田サウナを体験、サウナを通して純度の高い自然に気付く。「ここで働かせてください」と熱望してから約1年後に採用され十和田サウナ管理人として現在に至る。
「十和田湖があれば何もいらないですね」

樋口 陽介(右)
HIGUCHI Yosuke

兵庫県出身。花園出場経験もある元ラガーマン。サウナ・スパプロフェッショナルの資格をもつ。
「青森への転勤をきっかけに国立公園の自然と湖畔の仲間に魅せられ、十和田の自然を楽しむ装置であるサウナの管理人になりました。湖とダイレクトにつながることができるサウナは、私にとっての“必然”。十和田を訪れるゲストをもてなすため、サウナをこれからもアップデートしていきます」